福島県
募集終了
契約期間:3ヶ月
【フクシマックス】福島県沿岸地域に、豊かな地域の世界的モデルとなる自律分散型社会の実践コミュニティをWeb3を活用して創るパートナー募集!
一般社団法人NoMAラボ
このプロジェクトは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。
2011年の原発事故によって住民の避難を余儀なくされた福島の原発周辺地域に、リアルの住民とWeb3の手法も用いて参加するコミュニティメンバーが一緒になって、自律分散型の仕組みにより意思決定を行い、リアルの拠点づくりを行い、世界のモデルとなるような豊かな地域コミュニティを創る
自己紹介と事業紹介

一般社団法人NoMAラボは、2011年の原発事故により住民が避難を強いられた福島県相双地域で、まちづくりや課題解決ビジネスづくりに取り組んでいる団体です。
私自身は、東日本大震災直後から東北の食の復興のために「東の食の会」という団体を立ち上げ、東北各地の生産者たちと一緒にヒット商品を生み出し、消費者と生産者が直接触れられる機会をつくるなど、東北、福島の農業・漁業の産業としての復興に尽力してきました。しかし、原発事故により一時避難指示がかかった福島12市町村ではそれらの活動を行うことができず、また、より難しいコミュニティの再生には全く携わることができずに、自分が一番難しい課題から逃げているような感覚を持っていました。
「福島の課題は、福島の人の課題ではない。日本全体の課題である」。震災から10年のタイミングで、これからどう生きていくかを考えた時に、自分が逃げてきた一番難しい課題に取り組みたいと、2021年4月に浪江町に移住しました。この地で、「東の食の会」としてこの地域の食のプロデュース活動に取り組むのに加えて、コミュニティ再生と住民主体のまちづくりに取り組む「一般社団法人NoMAラボ」を立ち上げ、浪江の住民が残したい記憶と実現したい町の姿をアートにして町中に飾っていく「なみえアートプロジェクト」や、町の課題を住民が楽しみながら主体的に解決していく企画などを行っています。
この福島県の相双地域でまちづくりに関わる住民の方々は、「お上」に依存するのではなく、自分たちの手でコミュニティを再生していこうという気概に溢れています。そして、前向きでオープン。楽しみながら、移住者を受け入れながら、ワクワクするアイディアを実行に移しています。
この動きを加速し、自律分散型社会のモデルとなるコミュニティを創るため、新たな仕組みを作ります。リアルの住民に加えて、この動きに共感する人々が、Web3の手法も用いて国内外からコミュニティに参加し、自律分散型の仕組みにより意思決定を行い、リアルの拠点づくりを行っていきます。
このオープンで自律的な新たなコミュニティの仕組みが中央集権型から自律分散型の社会への移行を進めるとともに、この原発事故の深刻な被害を受けた地で、それを乗り越えて新たな社会のモデルを創ることができれば、世界の被災地や戦災地の希望にもなれると思います。
副業人材を募集する理由

副業人材の方には、この新たな自立型のコミュニティの仕組みを、最新のWeb3の技術も活用しながら私と一緒に創り上げていただきたいと思います。法人設立、コミュニティ参加の仕組み、資金調達の仕組み、意思決定の仕組みなど具体的な内容を創り上げます。
私のこれまでの事業立ち上げ運営の経験や社会課題解決のためのNPO設立・運営の経験、戦略コンサルティングファームにおける事業戦略立案・支援の経験、また、企業・政府・NPOそれぞれのセクターに培ってきたネットワークを活かすことで、これまでにない地方のコミュニティづくりの仕組みを創りたいと思います。
具体的な業務内容

1. コミュニティの具体的な仕組みを企画立案する
リアルの住民とWeb3の手法を用いたコミュニティメンバーが共創するコミュニティを具体的にどのような仕組みで設計するか、NFTの活用の是非やコミュニケーションのツール、意思決定の仕組みなどについて、様々なオプションを検討し、最適な仕組みを立案する。
2. コミュニティの仕組みを実装する
上記の具体的な仕組みを、法人設立、具体的な契約やルール作り等により、実装する。
私たちがつくりたい社会/未来

江戸時代、そして明治時代を経て、一直線に進められてきた地方から東京への人の移動による一極集中と富の偏在。産業政策もまちづくりも役所主導。そこに依存し続けてきた結果の「お上」(おかみ)意識と観客民主主義。江戸時代からこの国に根を張り続けてきたこの社会構造は、昭和を越えて、平成の「失われた三十年」を経てもまだ残り続けてきました。しかし、ついにコロナ禍により、東京から地方への人の移動が始まり、技術的にも、自律分散型のWeb3といった仕組みが一気に注目を集め、中央集権型社会から自律分散型社会への逆回転が始まりました。
この社会構造の変革をリードするのは地方、とりわけ、中央集権型社会の帰結としての原発事故による苦難を経験した福島県の相双地域だと思います。この地域で、地域住民と外からのコミュニティメンバーがコミュニティ再生に取り組み、自律分散型の仕組みによって、主体的に豊かなコミュニティと地域を創っていく。そのようなモデルをこの地域から創ることで、この社会構造の変革を牽引していきたいと思います。
募集要項
事業のテーマ | 地域活性化・まちづくりIT・情報 |
---|---|
職種 | 企画・商品開発・クリエイティブIT・開発 |
契約期間 | 3ヶ月 |
期待すること | 福島県沿岸地域に、豊かな地域の世界的モデルとなる自律分散型社会の実践コミュニティをWeb3を活用して実現する |
募集する人材像、スキル | ・新しいチャレンジにワクワクする人 ・地方から自律分散型の社会を創っていくことに共感する人 ・NFT、DAOなど、Web3の最新状況に知見のある人 |
勤務スタイル | 遠隔でコミュニケーションツールを使いやりとりを行いながら、週1~2回のオンラインミーティングを想定しています。期間の前半に一度現地訪問していただく想定です。 |
赴任交通費 | 企業負担 |
謝礼 | 業務委託契約 月額1~2万円(選考プロセスおよびスタートまでに双方でコミュニケーションを取りながら決定します) |
マッチングプロセス | 本プロジェクトは、福島相双復興推進機構 福島県内 12 市町村における兼業・副業を通じた起業家創出モデル実証事業の一環で、運営事務局のNPO法人ETIC.が募集およびコーディネートをしています。 フクシマックスは、福島県内12市町村の経営者の新規事業に副業として関わりながら、将来的に福島県で起業する力を身につける実践型のプログラムです。 応募前に必ず公式サイトをご覧ください。 ▷HP:https://yosomon.jp/fukushimax ▷6分で分かる!フクシマックス:https://youtu.be/AXEcFIEgTSY 【マッチングまでのプロセス】 1.公式サイトの確認 参加必須スケジュールのご確認は公式サイトよりお願い致します。 2.本ページから申し込む 「この求人に申し込む」ボタンよりエントリーください。※併願不可 3.書類選考 エントリー内容より、書類選考をさせて頂きます。 選考結果はメールにてお伝えいたします。 4.事務局面談(Zoomを使用) 事務局ETIC.との面談を実施します。 エントリーの経緯などをお聞かせいただきます。 5.担当コーディネーター面談(Zoomを使用) 各企業の担当コーディネーターと面談を実施します。 6.企業面接(Zoomを使用) 受入れ企業との面接を実施します。ご自身のPRの場としてご活用ください。※後日、合否のご連絡をさせて頂きます。 7.契約に向けた最終打合せ 契約内容等の摺合せを行います。2022年11月〜2023年3月が業務委託契約期間です。 |
地域コーディネーターからのメッセージ

復興支援センターMIRAI/高橋あゆみ
この地域は、原発事故や度重なる災害にも負けず、住民の方々やそれをサポートしている方々の想いや努力によって現在進行形で変化、進化をし続けている場所です。再構築する、未開拓だからこそのおもしろさに、チャレンジし甲斐がありますし、そこで先陣を切る経営者たちは最高にかっこいいです。私もサポートをしながら、チャレンジする一員でもありたいなと思っています。一緒に福島で挑戦できることを楽しみにしています!
メッセージ
代表取締役
高橋 大就
この国で長らく続いてきた中央集権型の構造は「失われた30年」を経てもまだ続いてきましたが、ついにコロナ禍により、東京から地方への人の移動が始まり、技術的にも自律分散型のWeb3が一気に注目を集め、中央集権型社会から自律分散型社会への逆回転が始まりました。この社会構造の変革をリードするのは地方、とりわけ、中央集権型社会の帰結としての原発事故による苦難を経験した福島県の相双地域だと思います。
この地域で、地域住民と外からのコミュニティメンバーが共働してコミュニティ再生に取り組み、自律分散型の仕組みによって主体的に豊かなコミュニティと地域を創っていく。そんな、社会構造の変革を牽引していくモデルとなる新たなコミュニティの仕組みを一緒に創るパートナーを探しています。
[PROFILE]
外務省に8年半勤務後、2008年にマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。2011年の東日本大震災直後から休職、東北に入る。同年6月、一般社団法人東の食の会発足と共に事務局代表に就任。8月にマッキンゼー社を退職し、オイシックス・ラ・大地株式会社の執行役員(海外事業部長)に就任し、現在はグローバル担当専門役員として日本の食の輸出事業を展開。2019年、福島県浜通りのまちづくりと社会課題解決ビジネスづくりに取組む「NoMAラボ」を立上げ、2020年に一般社団法人として法人化。2021年4月、福島県浪江町に居住を移し、浜通り地域での活動を本格開始。
企業・団体概要
設立:2022年9月2日(登記予定)
代表者名:高橋 大就
事業内容:
・社会課題解決事業
・まちづくり事業
業種:人材育成業
事業規模:10名以内
創業からの年数:2〜10年
住所:福島県南相馬市
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