【NAGA KNOCK!】高い稼働率と人気を誇る長野の福祉施設経営企業の3年ビジョンと事業戦略を創る仲間を募集。

高田産業の創業は2006年。高田社長は、祖母の介護を目のあたりにし老いていく祖母に何もできない自身を歯がゆく感じ、他界した後にも何かできることがあったのではないかとモヤモヤする気持ちがずっと残っていたそうです。介護の勉強をしていくと、自分にもできることがある、自分にしかできないことがあると一念発起し2008年に創業されました。

現在、福祉事業部としてグループホーム2か所、認知症デイサービス1か所、デイサービス1か所、居宅介護支援事業所を1か所を運営しています。2022年8月に新たに福祉用具レンタル販売店を開所。現在介護従業員は総勢50名となり、各事業所で利用者、家族の皆様に満足いただけるよう創意工夫を凝らし24時間365日切れ目のないサービス提供に奮闘しています。各事業所の稼働率は全事業所とも94％以上と高い水準でサービスを提供していて、地域の高齢者、地域住民の皆様に愛される施設となっています。また、2022年8月には福祉用具レンタル・販売事業も開所し、在宅サービスから施設サービスまでトータルケア・ワンストップサービスの提供を目指しサービス展開をしています。

超高齢化社会に突入した日本ですが、高齢者福祉業界を取り巻く環境は長野市でも依然厳しさが続いています。
介護業界の人手不足は当社にとっても大きな課題です。
・長く働きやすい環境を整える事
・IT技術（介護ロボ、AIなど）を導入し、仕事の効率化を図ること
・外国人労働者の導入、活用
・介護業界の商品はスタッフ（人）です。スタッフの人材育成・役割分担・評価制度などの適材適所の人材配置、キャリアデザインの構築

上記に挑戦するために、経営計画、中長期計画をもとに事業戦略づくり、またそれを増えてきた全スタッフにも分かりやすく可視化、一緒に具体的に想いやビジョンを共有化することを目指しています。

今回、上記を実現するため外部の人材活用の推進の一環として、副業活用・起業支援プログラム「NAGA KNOCK!（ナガノック）」への応募を考えました。NAGA KNOCK！に参画する副業人材の皆さんとは高田社長やリーダーたちと一緒に戦略作りを行いながら新規事業にも参画いただき、新たな事業が立ち上がるプロセスを共有したいと思います。本プロジェクトへの参画で、経営者・リーダー層と一緒に事業戦略作りを行うだけではなく、どの地域でもこれから求められる福祉介護業界での起業、また多くの長野市を中心としたネットワークも共有できますので、地域と協働して長野市の地域課題解決に資する新たな事業をつくる際に役立つ経験ができると考えています。

まずは最初の3ヶ月で、当社の課題である中長期経営計画の作成のため、リーダースタッフとともに問題意識の吸い上げ、優先順位付け、業務の見える化等を副業人材とのディスカッションを通じて行います。皆さんに丸投げするのではなく、現在・未来をしっかり共有しながら社長・リーダー社員・副業人材が二人三脚で取り組んで行きたいと考えています。また、聞いたことを資料として可視化する能力が高い方、同時に、しっかりと全員の話をヒアリングし、本事業の取り組み全体のブラッシュアップ、整理できる能力に長けた方と協働したいと考えています。

週1回程度のオンライン会議だけではなく、副業人材には実際の各事業所に訪問して頂き、施設長、事務長をはじめ管理者、リーダースタッフの想いや問題意識のインタビュー、当社の想いを共有すると同時に副業人材の方々がNAGA KNOCK!を通じて長野市にコミットする背景や今後の人生ビジョンなども知りたいと思っています。

3か月の戦略立案段階以降は実行段階に移ります。新規事業として立ち上がりつつある福祉用具のマーケティング戦略の立案や実行サポート、またスタッフ育成マニュアルやキャリアステップ（評価プロセス）等、副業人材の方が実施したいことと当社の優先順位を鑑みて様々なことに挑戦していきます。

契約の延長については、社内および人材と協議の上、決定していきます。中長期計画の内容に優先順位を決めて作成していくことでまずは管理者への浸透を図っていきます。事業計画の可視化が具体的になり、拡大していくと同時に、外部人材と様々な協働が実現できる組織風土、体制を構築したいと考えています。

※本プロジェクトは、ながの起業家創出プログラ「NAGA KNOCK!（ナガノック）」の一環として実施しております。詳細はマッチングプロセスの欄をご確認ください。