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活動レポート

開催レポート①「キックオフ研修&フィールドワークを実施しました!」

2025.10.30

10月4日・5日の2日間にわたり、「フクシマックス」のキックオフ研修&フィールドワークが実施されました。今年度のプログラムに参加する副業人材の皆さんが初めて一堂に会し、地域や受入事業社への理解を深めながら、これからの活動に向けた目標を共有しました。

1日目:地域を知り、人を知る 

初日ははじめにオンライン上で全員が集まり、キックオフミーティングを開催。自己紹介や活動の目標、「これから挑戦したいこと」などを共有し、参加者同士が互いの想いや背景を知る機会となりました。その後、各チームがそれぞれの受入事業者のある地域へ。地域コーディネーターと受け入れ事業者の案内のもと、フィールドワークを通じて地域や企業の特徴、取り組みへの想いを学びました。実際に現地を歩き、話を聞くことで、これから関わっていく地域のリアルを感じる時間となりました。

夜は浪江町で全員が集まり、フィールドワークでの学びや設定した目標を発表。1日の振り返りを通して、地域との関わり方や目標を整理する時間となりました。そして懇親会では、美味しい食事とお酒を囲みながら交流が深まり、笑顔があふれるひとときとなりました。


2日目:学びとつながりを深める 

2日目は、双葉町の「東日本大震災・原子力災害伝承館」を訪問しました。展示や語り部の方々のお話を通して、震災の記憶や地域の歩みを学び、改めて「地域で働くこと」の意味を考える貴重な時間となりました。

続いて、タオルの元となる糸「撚糸」を製造する企業「浅野撚糸」を訪問。工場見学を行いながら、ものづくりへの想いに触れました。昼食の時間には、参加者が自分の「モチベーショングラフ」をもとにこれまでの人生や価値観を語り合い、お互いの背景を知るきっかけとなりました。

午後は、昨年度の受入事業者であるIchido株式会社の渡邊さんをゲストに迎え、主な事業内容や昨年のプログラムの様子を伺いました。また、昨年のプログラム参加者で、副業でIchidoに関わった山下さんのインタビュー動画も視聴し、実際にフクシマックスに参加した人材の活動や昨年の経験談を知ることで、多くの学びと刺激を得ました。

最後に、2日間の振り返りとこれからの活動に向けて、各自が中期目標を設定しました。

2日間を通じて、地域・事業者・人材がつながり、これからの挑戦へと踏み出す力強いスタートとなりました。

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