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インタビュー・コラムYOSOMON!で副業真っ最中の人材が語る「自分らしく働ける場所で自分らしく働くために」

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YOSOMON!で副業真っ最中の人材が語る「自分らしく働ける場所で自分らしく働くために」

丸山寛子さん(YOSOMON!副業人材)

株式会社平田牧場のYOSOMON!副業プロジェクト「ブランド豚の全国展開営業戦略マネージャー募集!」https://yosomon.jp/project/583 に、外部副業人材として参画された丸山寛子さん。

今回は、実際にYOSOMON!副業人材として地域で活動中の丸山さんに、平田牧場での現在の活動について語っていただきました。


企業の担当者によるサポート


ーーー今回はどういった経緯で平田牧場の副業プログラムに応募されたのですか?

私は元々料理研究家として活動していたのですが、平田牧場が食の品質や安心安全にこだわっていて、小さなお子さんのいる家庭のような、食への意識が高い層をターゲットにしている企業さんだったので、そこに惹かれてこちらのプロジェクトに応募しました。

ーーー平田牧場の担当者とはどういった関係性を築いていきましたか?

担当者の方は、私がプロジェクトを進めやすいように現場の社員さんとの間に立って、上手く動いてくださっています。 地方ではリモートワークのような働き方はまだ主流とは言えません。オフィスに来て働くことが当たり前という常識の中、こうした新しい働き方をしている私のような存在をすごく大事に思ってくださっています。55901835_2400652353324113_4215159154303565824_n


等身大の自分を表現して活動する


ーーー今回の副業プロジェクトでの具体的な活動内容をお聞かせ願います。

今の私の役割は二つあります。 一つは紹介のパターン、もう一つは自分のイベント で平田牧場の商品をPRするパターンです。

まずは紹介のパターンです。東京で天皇杯バレーボールの試合があったときに、私が食の出展ブースのキッチンカーの手配を任せていた事があったのですが、その時にホットドックのキッチンカーの方に来て頂いたことがありまして。 そこでホットドックのソーセージに平田牧場のソーセージを使って頂けませんか、とお声がけさせていただいたところ、快く使っていただけました。丁寧に平田牧場の幟も立てて頂いて、きちんと販売して頂けました。お客さんの中には「ここでも平田牧場のソーセージが食べられるんだ」と言っていただける方もいて、とても嬉しかったです。53262070_2268841063436356_2955833348221566976_n

自分のイベントで使うパターンでは、平田牧場のお肉を使った商品企画をして、商品を使ったイベントと、そのレシピを紹介しました。 平田牧場には、LINE@でそのイベント情報やレシピを掲載していただき、そのページから平田牧場の通販ページに飛ぶようにもしていただきました。

平田牧場も私の活動しやすいように考慮してくださっているんだろうなと感じています。

元々、平田牧場としては、外部人材に具体的にこれをやってほしい、というより共感してくれて一緒に何か出来そうな方と、考えながら進めていくという方針だったので、お互いのことが分かってきた段階で、「丸山さんにはこういうことをして欲しい」という課題を与えてくださったんです。

ーーーこのような活動をされていく中で、なにか気をつけてる事はありますか?

過大評価はしないけど、過小評価はしないように、等身大の自分をしっかり伝えるようにしています。自分を過小評価しすぎちゃうと、本当に頼って良いのかなと向こう(企業)を不安にさせてしまう。

例えば履歴書を書くときなんかは、私の場合は数値よりも、写真でイベントの雰囲気や料理を見てもらう事がPRですので、そうやって等身大に見せる工夫をしていました。54523128_419152858833514_1967220752440623104_n


契約しているからこそ。よそ者だからこそ。


ーーーYOSOMON!を通じて副業を経験してみて、いかがですか?

私は普段から色んな地域に行っていて、たくさんのご縁がありますが、業務委託とかではなく一回だけのコラボやイベントで終わってしまう事も多いです。

でも今回、平田牧場とは契約をいただいたということで、責任感もメリハリも変わってきました。 それに、継続的に考えているとその会社のことをもっと好きになります。私も平田牧場に頂いている報酬以上にコミットして時間も割こうと思います。

こういった活動をボランティア精神で出来なくもないけれど、優先順位が上がらなくなってしまって、お互いにあんまりメリットが無いんじゃないだろうかということに気が付きました。仕事として責任を持ってやることが大事です。

ーーーよそ者だからこその強みを感じた部分はありましたか?

感覚の話にはなってしまうんですが、組織の内部に入ってしまうと窮屈になってしまう。社員だと内情を気にしてうまく発言できない事もあると思うのですが、そんな時によそ者だとありがたいことに、どんな事であってもすごく意見が言いやすいです。 そして、その意見をきちんと聞いてくれるという姿勢が平田牧場にあることが、発言しやすい環境を作ってくださっています。

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これからの動き


ーーー丸山さんとして今後取り組んでいきたいことはありますか?

ノルマがあるわけじゃないですけど、やっぱりやるからには売り上げやお客さんの満足度に貢献していきたいなと思っています。平田牧場の方々には、本当に良くしていただいているので、ちゃんとその分の期待に応えたいし、むしろ期待以上のことを返してあげたいと思っています。

ーーーその関係性が2、3ヶ月でできてるって凄くいいですね

こういった地元で活躍されている会社には、今後も頑張っていってもらいたいなと思っています。日本にはこういった素敵な企業さんがまだまだいるのではないかと思っているので、私はそういった企業さん達を勝手に繋げて、地域のハブとしての役割を担っていけたらいいなと思っています。平牧サブ③


自分の意思でやる仕事の割合を増やす。


ーーーYOSOMON!を通じて副業を経験してみて、いかがですか?

地域のためになにかする仕事って、どうしても移住という選択の印象が強くて。でもやっぱり移住ってハードルが高いんですよね。 でも今や東京からでも地域に関われるプロジェクトも多いです。 私の場合は食のコミュニティや仲間が東京に多かったので、たまたま東京でしたが、働く場所ってどこでもいいなと思います。その人らしく働ける場所でその人らしい働き方ができるのがYOSOMON!の魅力です。

ーーーYOSOMON!へのエントリーを検討されている方々にメッセージをお願いします。

誰でも自分のライフスタイルってあると思うんです。YOSOMON!で募集しているプロジェクトの多くは、正社員としてがっつり仕事をするのではなくて、自分の空いた時間や能力を活かして関わるプロジェクトです。そこから自分が本当にやりたい事とか、自分らしさを見いだしていけたら良いと思います。 楽しく仕事を出来るって、凄く大事です。言われた仕事をやるよりも、自分の意思でやっている仕事の割合が増えていけば増えていくほど、生き方は凄く豊かになっていきます。そういう人が少しでも世の中に増えたら良いですよね。

PROFILE

丸山寛子さん(YOSOMON!副業人材)

社員食堂の運営会社を退職後、フリーランスの料理人をしつつ、シェアハウス「mogmogはうす」を設立。東京で活動をしつつ食の編集者として様々な地域で、食を通した人をつなげる活動をしている。

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